起業前の準備について
起業までの準備期間に取り組むべきこと
1、起業する日を決める
起業する日を決めることで、逆算で起業までの計画を立てやすくなります。
2、起業までと起業後3年程度の計画を作るための情報収集
起業しようとする事業の市場調査(売上の見込みを立てるため)、店舗・事務所の物件調査、起業に必要な設備投資(内装工事、車両やPC等の備品購入など)や経費(チラシやホームページ作成費用など)の見積り、当初の仕入代金、人件費、補助金・助成金、融資など計画を作るための情報を収集します。
3、収集した情報に基づいて計画書を作成する
収集した情報に基づいた根拠ある数字をまとめて、起業までと起業後3年程度の計画書を作成します。数字とともに、行動計画(アクションプラン)も重要です。
行動計画によって、いつまでに何をするかが明確になり、進捗管理もしやすくなります。
4、起業までに事業用に使うために貯める金額を決める
計画書から必要な金額を明確にし、貯める自己資金の目標や借り入れ予定額を決めます。
5、 起業に協力してくれそうな人に相談する
これまでの人脈で起業に協力してくれそうな人、行政の創業支援担当者、商工会議所・商工会、起業支援の専門家、起業家の先輩などに相談し、様々な情報収集、起業後の協力関係につなげましょう。
6、商工会議所等の「起業塾」に参加してみる
商工会議所等の起業塾、信用保証協会の創業スクールなどに参加することで、マーケティング、事業計画作成の仕方などの基本が学べ、起業予定の仲間ができます。
また、創業補助金の申請に「起業塾」への参加が要件となっている自治体もあります。
7、見込み客の獲得
開業前から、「〇月〇日に開業します」と、チラシを配ったり、SNSなどを活用して宣伝しましょう。
開業前から見込み客を獲得していると精神的にも楽になります。